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    <subtitle>2007年度第8回東京フィルメックスのデイリーニュースです。</subtitle>
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    <title>第８回東京フィルメックス・デイリーニュース</title>
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    <published>2007-12-12T17:12:58Z</published>
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    <summary>第８回東京フィルメックスは多くの観客の皆さんのご来場をいただき、盛況のうちに閉幕...</summary>
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        <![CDATA[第８回東京フィルメックスは多くの観客の皆さんのご来場をいただき、盛況のうちに閉幕しました。

「デイリーニュース」では、毎日行なわれたゲストによるQ&A、トークショーなどのイベントをまだまだレポートします！

<12月13日更新>　new!
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1123_3.html" target="blank">11/23 トークイベント「イスラエル映画最前線」</a>

<12月10日更新>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1124.html" target="blank">11/24　トークイベント「中国ドキュメンタリー映画の現在」</a>

<11月28日更新>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1125_qa.html" target="blank">11/25 『食べよ、これは我が体なり』Q&A</a>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1120_1.html" target="blank">11/20 トークサロン「それぞれのシネマー音楽編」大友良英×岸野雄一</a>

<11月25日更新>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1125.html" target="blank">11/25 クロージングセレモニー＆授賞式</a>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/post_2.html" target="blank">11/24 『むすんでひらいて』Q&A</a>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1124_3.html" target="blank">11/24 『むすんでひらいて』舞台挨拶</a>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1124_2.html" terget="blank">11/24 『アンジェラ・マオ 女活殺拳』舞台挨拶</a>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1124_1.html" target="blank">11/24 トークイベント「伝説のクンフー・ヒロイン　アンジェラ・マオの魅力」（ゲスト：アンジェラ・マオ）</a>
<a HREF="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/2007/11/1124_qa.html" target="blank">11/24 『最後の木こりたち』Q&A</a>
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    <title>11/25 クロージングセレモニー＆授賞式</title>
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    <published>2007-11-25T12:00:48Z</published>
    <updated>2007-11-29T02:32:07Z</updated>
    
    <summary>　11月17日より始まった第8回東京フィルメックスは、11月25日、有楽町朝日ホ...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4206s.jpg"><img alt="IMGP4206s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4206s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月17日より始まった第8回東京フィルメックスは、11月25日、有楽町朝日ホールにてクロージングセレモニーを迎え、最優秀作品賞・審査員特別賞（コダックVISIONアワード）・アニエスベー・アワード（観客賞）が発表された。]]>
        <![CDATA[　審査結果の発表に先立って、林加奈子東京フィルメックス・ディレクターが登壇。「第８回東京フィルメックスもいよいよ最後の作品となりました。これよりクロージングで上映される『シークレット・サンシャイン（原題）』は、今回審査委員長をお願いしたイ・チャンドン監督の新作です。主演女優のチャン・ドヨンさんがカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した、この力強い１本を、東京フィルメックスのクロージング作品として上映できる喜びをかみしめています。ご協力・御協賛いただきました各社の皆様、素晴らしいQ＆Aの場を作って頂きました観客の皆様、全ての方々に心からお礼を申し上げます。そして果敢に動いてくださったボランティア・スタッフの皆さんもありがとうございました。フィルメックスは本日で閉幕となりますが、明日明後日とリッティク・ゴトク監督の作品がアテネ・フランセで公開されますので、そちらにも足をお運び下さい。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4060s.jpg"><img alt="IMGP4060s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4060s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　東京フィルメックスは今年“映画の未来へ”を合い言葉に進めてまいりました。映画に出来る事に果敢に挑戦している映画をご紹介し、映画の可能性を切り開く作品を応援したいという気持ちを込めた合い言葉です。映画の未来を信じて、心を豊かにする映画を紹介し続けます。皆様、来年の第９回東京フィルメックスにもご期待下さい」と閉幕の辞を述べると、大きな拍手が会場を包んだ。

　続いて、イ・チャンドン審査委員長に続いて行定勲監督、クリスチャン・ジュンヌさん、山崎裕さん、ドロテー・ヴェナーさんら審査員が登場し、受賞作品を発表した。
　アニエス・ベー・アワード（観客賞）はジョニー・トー監督の『Exiled 放・逐（原題）』が受賞し、アニエスベーサンライズ　プレス・コミュニケーション部の藤野理子さんから、副賞として賞金２０万円が授与された。
「今年も質の高い映画祭に参加でき、大変嬉しく思っています。アニエス自身が映画好きということはよく知られていると思いますが、衣装協力はもちろん制作会社も持っています。彼女は今年はシナリオにも挑戦し、来年映画化が予定されています。アニエスベーと映画は本当に切っても切れない関係になっております」（藤野）
<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4079s.jpg"><img alt="IMGP4079s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4079s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　トー監督は、香港にて次回作「ザ・スパロウ」を撮影中のため来場できなかったが、キングレコードVC制作部石井稔久さんより、監督からのコメントが読み上げられた。
「今回は観客賞に選んでいただき、ありがとうございました。フィルメックスという、心から映画を愛している皆様から『Exiled』への評価をいただき、心からお礼申し上げます」（トー）

　続いて発表されたコダックVISIONアワード（審査員特別賞）は、ヤウ・ナイホイ監督の『アイ・イン・ザ・スカイ（原題）』が受賞し、副賞としてコダック株式会社より8000米ドル相当の生フィルムが監督に授与された。エンターテイメント事業部・前田重彦さんより「コダックは世界の映画を作る方を側面から支えていきたいと思っています。（副賞の）フィルムを使って、次の素晴らしい作品を作ってください」とお祝いの言葉も述べられた。
　受賞を発表した審査員のクリスチャン・ジュンヌさんは、受賞理由として「監督の演出力は、アジアの商業映画の中でも群を抜いている。キャラクター間の緊張を持続させる精巧なシナリオのリズムとテンポで、最後まで観客の目を離させない才能に、この賞を与えます」と述べた。
　残念ながら来日の叶わなかったヤウ監督からの喜びのコメントを、サン・ドリーム・モーション・ピクチャーズのキティ・ラウさんが代読した。
「東京フィルメックスにお礼申し上げます。今回の受賞は『アイ・イン・ザ・スカイ』にとって初めての映画賞ですので、とても感慨深く思っております。この機会を借りて、制作に関わった全ての皆さんにお礼申し上げます。また、ジョニー・トーを始め、この映画のデリケートなテーマについてアドバイスをいただきました特別な友人達にも感謝いたします。『アイ・イン・ザ・スカイ』の制作は映画撮影の困難に立ち向かう勇気をくれました。今回の受賞はこれからの映画制作において非常に大きな自信となります、どうもありがとうございました。新作をお見せすることができる機会を楽しみにしております。それでは、脚本書きに戻りますので、失礼します」
　ジョニー・トー作品の脚本家でもあるヤウ監督のコメントに、会場は大きく沸いた。

　最後に発表された最優秀作品賞は、ラファエル・ナジャリ監督の『テヒリーム』が受賞し、副賞として賞金１００万円が授与された。
　受賞を発表した審査員のドロテー・ヴェナーさんは、受賞理由として「イスラエルに暮らす一般的な家庭に起こった父親の謎の失踪が、今日の世界が抱える普遍的な問題である「方向性の欠如」を浮き彫りにしている。この物語を、人々が抱える問題として捉えるか、私的な問題として捉えるかは、ひとりひとりの手に委ねられる。国や宗教を超越し、独自な表現方法で語られている国際的な映画作品である」と評した。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4164s.jpg"><img alt="IMGP4164s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4164s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　舞台にはナジャリ監督が登場し、「このような映画を作ることは非常に困難を極めましたので、制作会社、スタッフ及び観客の皆さん、僕を信じてくれた友人たち、全ての人に感謝したいと思います」と喜びのコメントを述べると、照れたように舞台袖に隠れてしまった。

　そして最後に審査委員長のイ・チャンドン監督より、「皆さんに久しぶりにお会いできて、嬉しく思うと同時にお礼を申し上げたいと思います。今回のコンペティション部門の作品は、どれも非常に完成度が高く、今現在の映画業界を現しているものがたくさんあり、映画の「品格」というものを強く感じました。このような作品を選んでいただいた、東京フィルメックスの妥協を知らないその精神に感謝いたします。また足げく通っていただいた観客の皆様にも感謝いたします」との総評をいただいた。

“映画の未来へ”を合い言葉に開催された第８回東京フィルメックスも9日間の全日程を終えた。アジアという枠を超え、今回も多様な作品が紹介された。第９回に期待できる飛翔の年となったと言えるだろう。


（取材・文：今坂　千尋）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4123s.jpg"><img alt="IMGP4123s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4123s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4153s.jpg"><img alt="IMGP4153s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4153s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4186s.jpg"><img alt="IMGP4186s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP4186s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/25 『食べよ、これは我が体なり』Q&amp;A</title>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3922s.jpg"><img alt="IMGP3922s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3922s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月25日、『食べよ、これは我が体なり』の上映後、ミケランジュ・ケイ監督を迎えてQ＆Aが行われた。トロント映画祭でも上映されたこの作品は、ハイチを舞台に、白人の老婆とその娘、黒人の子供たちと召使が登場し、幻想的な表現が見る者を圧倒する。観客の質問に熱心に答え、多弁に語るケイ監督の姿が印象的なQ&Aとなった。

]]>
        <![CDATA[　司会の林 加奈子東京フィルメックスディレクターがケイ監督を紹介すると、監督は「東京の皆さんと、この映画を分かち合うことができ、大変嬉しく思います。皆さんがこの映画を、どのように解釈するかは、それぞれに委ねられています」と観客に向かって挨拶した。
　冒頭の空撮のシークエンスから、圧倒的な表現力を見せ付けた本作。林ディレクターは続いて、タイトルの『食べよ…』には、どのような意味が込められているのだろうか、と質問を投げかけた。
「この作品の脚本は、老婆が『食べよ、これは我が体なり…』と語るモノローグから書き始めたんです。そこからまるでサンゴ礁が広がるように、物語が広がっていった。私とはいったい誰なのか、他者とはいったい誰なのかという、アイデンティティをめぐる作品にしようと考えていました。ですから、聖書の言葉にもある、このような象徴的なタイトルになりました」

　聖書の世界にあまり馴染みのない日本の観客にこの作品を見せるにあたって、監督はどのように考えているのだろうか。
　「この作品はハイチを舞台にしていますが、実はハイチという地を直接的に指す言葉は、映画の中には登場しません。地理的境界を越えた作品を目指しました。また私は今回、明治記念館を見学する機会に恵まれ、そこで興味深いものを発見しました。それは、神様に食物が供えるための台のようなものだったのですが、神様に食物を捧げるという行為、これはブードゥー教でも、キリスト教でも、日本の神道でも、他のどの宗教にも共通する根っこのような観念なのではないでしょうか」
　
<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3924s.jpg"><img alt="IMGP3924s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3924s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　またハイチの植民者として、老婆とその娘という女性のみを用いて描いたことに、どのような意図があるのだろうか。会場からのこの質問に対して「いい質問です！」と身を乗り出すケイ監督。
「植民者と被植民者は、表と裏、鏡のように、互いを創造しあう存在だと思います。母・娘という表象を用いたのは、生命のサイクル、連鎖する関係といったものを強調するためです。男性よりも女性のほうが、そのようなイメージを強く持っているのではないでしょうか。しかし、もしかすると、私の中に女性に対して、潜在的な恐怖心があるのかもしれません…というのも、今日私の白人の妻が一緒に会場に来ているのですが、彼女は私の頭の中をすっかり植民地化しているからです（笑）」
　ここで林ディレクターが、本作の音楽の編集なども手掛けたサウンドデザイナーでもあるケイ監督夫人が紹介すると、会場からは拍手が湧き起こった。
　老婆とその娘という役柄に対して、さらに質問が及ぶ。キャスティングはどのように行ったのだろうか。これに対しケイ監督は、「老婆は、典型的な“老婆”のイメージを抱かせる女優を起用しました。また、娘の役を選ぶ際に重視したのは、成熟している一方で少女らしさを残し、両義的なイメージを持っている女優、という点です」と語った。
　映画の中には、老婆とその娘、子供たちと召使が物語を繰広げる舞台として、まるで遺棄されたような生活感のない家が登場するが…
「家には、新しくもなく、古くもなく、時代が特定できないようなイメージを求めました。また同じように、映画の中のどのシーンも、特定の時代を想定させないような配慮をしたつもりです」（ケイ）
　また監督は、「この作品は、人種、大人と子供、男女、貧しい者と裕福な者といったような、現実的な差別問題を批評した作品として解釈されるのを避けたいと考えながら制作しました。この作品において確実に言えることは、自己と他者、あるいは見る者と見られる者、という対比についてのみです」と、作品の解釈について付け足した。

　「会場の皆さんの質問を受け付ける場なのに、私自身が喋りすぎてしまい、申し訳ありませんでした（笑）」と最後に述べたほど、自ら積極的に、自身の作品を語ってくれたケイ監督。会場には、始終白熱した空気が立ち込めていた。


（取材・文：和田　真里奈）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3926s.jpg"><img alt="IMGP3926s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3926s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3948s.jpg"><img alt="IMGP3948s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3948s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3950s.jpg"><img alt="IMGP3950s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3950s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/24 『アンジェラ・マオ 女活殺拳』舞台挨拶</title>
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    <published>2007-11-24T12:00:14Z</published>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3822s.jpg"><img alt="IMGP3822s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3822s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月24日夜、有楽町朝日ホールにおいて、特別招待作品の『アンジェラ・マオ 女活殺拳』が上映された。上映前に、主演のアンジェラ・マオさんが舞台挨拶を行った。『燃えよドラゴン』(73)のブルース・リーの妹役でも名高い彼女の代表作がデジタル・リマスター版で甦るということで、ブルース・リーの黄色いコスチュームを着て来場するなど熱烈なファンの姿も見受けられた。]]>
        <![CDATA[　暗くなった会場の客席中央のドアからライトを浴びて登場したマオさんは、観客の声援に手を振りながらステージに登壇し、「こんばんは。私はアンジェラ・マオさんです」と、茶目っ気たっぷりに日本語で挨拶をした。
　今回マオさんは久しぶりの来日で、「1974年に同作品が上映され来日したときは、まだ新人で右も左もわからないといった状況でした。30年経った今も、こうして皆さんが覚えていてくれて、とても嬉しく思います」と、30年という月日を感じさせない魅力的な姿で、喜びの気持ちを語った。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3840s.jpg"><img alt="IMGP3840s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3840s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　当時の撮影について、「一番苦労したのは、8〜10人の敵を蹴飛ばし倒すエンディングのシーンで、NGが52回も出たことです。一生忘れられないシーンとして想い出に残っています」と、振り返るマオさん。
また、好きなシーンについて尋ねられると「すべて好きで、どのシーンも格好いいと思っていますよ」と、自信たっぷりに答えた。

　華麗なアクションで世界中のファンを魅了した、アンジェラ・マオさん。
12/1〜12/7の間、シネマート六本木にて『アンジェラ・マオ 復活祭』（日本初公開を含む10作品）が上映される。初日（12/1）、アンジェラ・マオさんの舞台挨拶が予定されている。


（取材・文：鈴木　自子）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3769s.jpg"><img alt="IMGP3769s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3769s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3786s.jpg"><img alt="IMGP3786s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3786s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3791s.jpg"><img alt="IMGP3791s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3791s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3826s.jpg"><img alt="IMGP3826s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3826s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/24 トークイベント「伝説のクンフー・ヒロイン　アンジェラ・マオの魅力」（ゲスト：アンジェラ・マオ）</title>
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    <published>2007-11-24T11:00:44Z</published>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3699s.jpg"><img alt="IMGP3699s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3699s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月24日、有楽町朝日ホール・スクエアでは、映画評論家の宇田川幸洋さんと『アンジェラ・マオ　女活殺拳』のアンジェラ・マオさんを迎え、「伝説のクンフーヒロイン アンジェラ・マオの魅力」と題してトークイベントが行われた。マオさんは88年に映画界を引退してから久しぶりの来日ということで、彼女を一目見ようと会場には多くの熱狂的なファンが集った。]]>
        <![CDATA[　市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの紹介で登場したマオさんは、詰めかけたファンの歓声に迎えられ日本語で「こんばんは」と挨拶すると、感極まった様子で声を詰まらせた。「映画界から離れて約30年経った今でも覚えていてくださって、本当にありがとうございます」と一言話すと、こみ上げた涙を拭った。
<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3700s.jpg"><img alt="IMGP3700s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3700s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a> 「（早くに引退してしまわれたので）僕は今回アンジェラさんと初めてお会いできたんですが、夢みたいです。1974年の『女活殺拳』と『暗黒街のドラゴン　電撃ストーナー』のときに来日されていますよね。そのときの思い出ってありますか？」と宇田川さんが問いかけると、「初来日は12歳のときで（このときは京劇の舞台で来日）、2回目が74年です。そのときはまだとても若かったので、右も左もわからなくて。1週間滞在したことを覚えています。今回再びお招きいただきまして、言葉では言い表せられないくらい胸に湧き上がるものがあります。ただただ、ありがとうございます、という気持ちです」と答えた。

　宇田川さんは集まったファンの方に「皆さんはご存知でしょうけど」と前置きしつつ、「アンジェラ・マオさんが日本のスクリーンに登場したのは、73年の『燃えよドラゴン』でブルース・リーの妹役が最初でしたが、その前の71年から香港のゴールデン・ハーベストの重要な女優さんでした。『女活殺拳』以外にも多数の主演作がおありになって、そのDVDのシリーズ10作品が、今度キングレコードから発売されるということで、わたしを含め、ファンの方は大喜びだと思います。当時は“ブルース・リーの闘う妹”というイメージでしたよね」と語ると、マオさんは「この映画の武術指導は全てブルースがやってくれました。現場でも相手役になってくれたんですが、1度だけ稽古中に本気で蹴ってしまったことがあるんです（笑）彼を思い出すと本当に懐かしく、良き友人でもあり、素晴らしい役者だったと思っています」と答えた。
「今回DVDになるゴールデン・ハーベスト時代の作品のほとんどは、サモハン・キンポーが武術指導をしていますよね」という宇田川さんの質問には、「あの当時、彼もわたしも新人で、偶然にもニックネームが同じ“サンマオ（きょうだいの3番目のマオの意）”だったんです。現場では、ファン・フェン監督に「アンジェラ、“サンマオ”って呼ばれてもすぐに返事しちゃだめだよ」って言われていました（笑）その内に監督がサモハンの才能を高く評価して、アクション監督の仕事を任せたんです」と2人の新人時代のエピソードを語った。
　次に、宇田川さんが「『女活殺拳』でもアンジェラさんの兄弟子として登場しているカーター・ワンは、他の作品でもあまり強くない兄役などで登場しています」と話すと、「当時、こういう映画はカンフー映画ではなくアクション映画という認識だったので、（映画の舞台となった）当時の中華民国の状況を表しているんです。ヒロインも大抵弱者でいじめられている。反発のために強くなるという風に描いていたんです」と時代的背景を語った。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3749s.jpg"><img alt="IMGP3749s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3749s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　そして、マオさんが劇中で着用していた衣装についても話が及んだ。「アンジェラさんは他の作品で時代劇の格好などもしていらっしゃるんですが、1番よく似合っていたのは『女活殺拳』でも着ていたようなシンプルなパンツルックですよね。お姫様的なイメージではなく、妹のような庶民的な存在感が印象的でした」（宇田川）
「よく田舎出身の女の子を演じていたので、庶民的な衣装をよく着ていました。民国初期の衣装の特徴といえば、清朝のチャイナドレス風のものをアレンジしたものです。1度もゴージャスなものを着たことはないんです。プライベートでもああいうのは似合うと言われますよ（笑）」（マオ）

　そして、ファンの方が待ち焦がれていたといえるアクション・シーンについての話に突入。「アンジェラさんのアクションは、ほかの女アクション・スターに比べて素早いという気がしますが、武術は何を学んでいらしたんですか？」と宇田川さんが質問すると、マオさんは「6歳で台湾の演技学校に入学し、それから8年間京劇のアクションのようなものを学びました。その後72年に、何人かと韓国でチ・ハンサイ先生（『女活殺拳』にも出演）に弟子入りしました」と語った。その何人かの中にはサモハンも含まれており、「同じように学んできたから、彼と一緒に撮るのは相性がいいのよ」と付け加えた。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3745s.jpg"><img alt="IMGP3745s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3745s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a> 続けて「当時、ゴールデン・ハーベストは立ち上がってすぐの新しい会社ですよね。最初のスターがアンジェラさん？」という質問がされると、マオさんは「ええと、それは違います。わたしは台湾出身の最初の、ですね。最初のスターは香港出身のノラ・ミャオです。新人は私たち2人だけで」とにこやかに答えた。
「ゴールデン・ハーベストも最近レイモンド・チョウさんが引退されて、ひとつの時代が終わったという印象ですが、設立当初の雰囲気はどんな感じだったんでしょうか？」（宇田川）
「レイモンドがショウ・ブラザーズから他の2人と独立してすぐで、自分たちの力を試してみたいという雰囲気に満ちていました。昔のオーディションを振り返ると本当に厳しかった。すごく高い壁から飛び降りたりして。わたしも本物のアクションを見せたいと思っていたので、スタントは引退するまで使わなかった。また、当時の映画界は新人女優にとっては生きにくいというか、スキャンダルが色々ある世界でしたが、わたしもノラもいやな思いをしたことは一度もありません。だから、ゴールデン・ハーベストにはとても感謝しています」（マオ）

　最後に引退されてからの生活について。マオさんは25年前にNYに渡り、レストランを経営しているそう。「最初は生活がとても苦しかったんですが、今は子供3人にも恵まれて、中国の家庭料理のレストランを経営しています。昔は厨房にも入っていましたが、今は第一線から退いて、次男の立ち上げた建築会社の手伝いなんかをしています」と語った。

　凛とした雰囲気でハキハキと答えるマオさんの中に、往年のチャーミングさがのぞき、印象的なトークイベントだった。12月１?７日まで、シネマート六本木にて『アンジェラ・マオ復活祭』が行われる。また、『アンジェラ・マオ　女活殺拳』ほかゴールデン・ハーベスト時代の珠玉の10作品がキングレコードから発売される。デジタルリマスター(一部)で甦ったアンジェラ・マオの勇姿を是非この機会にご覧ください。


（取材・文：今坂 千尋）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3698s.jpg"><img alt="IMGP3698s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3698s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3719s.jpg"><img alt="IMGP3719s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3719s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3723s.jpg"><img alt="IMGP3723s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3723s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3733s.jpg"><img alt="IMGP3733s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3733s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/24 『むすんでひらいて』Q&amp;A</title>
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    <published>2007-11-24T08:00:14Z</published>
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    <summary>　11月24日、有楽町朝日ホールでの『むすんでひらいて』上映後、舞台挨拶にも登壇...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3670s.jpg"><img alt="IMGP3670s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3670s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月24日、有楽町朝日ホールでの『むすんでひらいて』上映後、舞台挨拶にも登壇した高橋泉監督が再び登場。この作品は『ある朝スウプは』で鮮烈なデビューを飾り、世界的に高く評価された高橋監督の第２作で、鍵を取り違えたことから登場人物たちの関係に徐々に変化が訪れ…という群像劇。上映後、観客とのQ&Aが行われた。]]>
        <![CDATA[　まずは市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターが『むすんでひらいて』を作ったきっかけを聞くと、「僕は脚本だけ書いて監督はやらないつもりだったんですけど、廣末が監督をやっている姿を見てまたやってみようかなと思いました」と答えてくれた。
<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3660s.jpg"><img alt="IMGP3660s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3660s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　次に物語の着想については、「なくした鍵をまったく知らない人が持っている場合とうっすら知っている人が持っている場合ではどう違うか。知っている人が持っている場合は、だいたいこんなことが起こるんじゃないか…というところから物語をふくらませていきました」と高橋監督。
　観客から質問を募ると、衝撃的なラストシーンについての質問が相次いだ。この作品では今にも爆発しそうな登場人物たちの心の揺れ動きが極度の緊張感をもって描かれるが、最後はファンタジックとも言えるトーンに一転して見る者を驚かせる。
「CHARAの「手をつなごう」をBGMにしたのは、ファンタジーの要素を強めるための演出ですか？　監督は日本のポップスが好きなのでしょうか？」という質問に、高橋監督は「あの曲はもともと考えていたものではなく、映像ができてからつけたものなんです。むしろ抵抗の方が強かったんですが、他にしっくり来る曲がなかったんですよね」と答えた。
　また、「あのラストシーンは初めから決めていたのですか？」という質問には、「編集段階で決めました。結果的に脚本に書かれていたラストとは違うものになってしまいましたね。撮影はしていたんですが使わなかったんですよ」と高橋監督。別バージョンのラストについては、幸運にも会場に居合わせた観客だけにこっそり明かされた。

『むすんでひらいて』の劇場公開は今のところ未定。「お知り合いの映画関係者にぜひ宣伝を（笑）」と会場に向けて市山Ｐディレクターが呼びかけた。高橋監督の確固たる演出力を証明したこの作品が、多くの映画ファンに届くことを祈りたい。


（取材・文：今井 祥子）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3652s.jpg"><img alt="IMGP3652s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3652s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3677s.jpg"><img alt="IMGP3677s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3677s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3666s.jpg"><img alt="IMGP3666s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3666s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/24 『むすんでひらいて』舞台挨拶</title>
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    <published>2007-11-24T06:00:09Z</published>
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    <summary>　11月24日、『むすんでひらいて』の上映に先立ち、高橋泉監督とキャストの並木愛...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3607s.jpg"><img alt="IMGP3607s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3607s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月24日、『むすんでひらいて』の上映に先立ち、高橋泉監督とキャストの並木愛枝さん、廣末哲万さん、新恵みどりさん、門林渉さんが登壇して舞台挨拶を行った。キャストですら完成版を見るのはこの日が初めてという高橋監督の新作。「今日はこの作品のワールドプレミア。みなさんが世界で最初の観客になるんですよ」という市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの言葉に、客席は期待に満ちた雰囲気に包まれた。

]]>
        <![CDATA[「脚本を読んだ時、これが小説になったらいいのにと思うくらい面白かった」と向井役の門林渉さん。高橋監督作品は初めてという設楽役の新恵みどりさんは「ずっと探していた自分の居場所をやっと見つけた気がしました」と胸がいっぱいの様子。前作に続いての出演となったこずえ役の並木愛枝さんは「『ある朝スウプは』から３年ぶりの高橋泉の世界をみなさんと一緒に堪能したいです」と微笑んだ。
　映像ユニット「群青いろ」で高橋監督と組み、自身も映画監督である廣末哲万さんは「この作品の何かしら一部分でも持って帰ってくれたら嬉しい」と語った。そして最後に高橋監督が「スクリーンに映るものをゆっくりながめてみてください」と締めくくった。


（取材・文：今井　祥子）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3616s.jpg"><img alt="IMGP3616s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3616s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3628s.jpg"><img alt="IMGP3628s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3628s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3637s.jpg"><img alt="IMGP3637s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3637s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/24 トークイベント「中国ドキュメンタリー映画の現在」</title>
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    <published>2007-11-24T05:00:16Z</published>
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    <summary>　11月24日有楽町朝日ホール11階スクエアにて、中国・黒龍江省の山岳地帯で活動...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3586s.jpg"><img alt="IMGP3586s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3586s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月24日有楽町朝日ホール11階スクエアにて、中国・黒龍江省の山岳地帯で活動する木こりたちを追ったドキュメンタリー作品『最後の木こりたち』のユー・グァンイー監督を迎え、「中国ドキュメンタリー映画の現在」と題してトークイベントが行われた。進行役には、山形国際ドキュメンタリー映画祭でコーディネーターを務める藤岡朝子さん、そしてユー監督作品のワールドセールスを担当するジュー・リークンさんも同席し、トークは始まった。]]>
        <![CDATA[　まずは藤岡さんから、中国におけるドキュメンタリー映画をめぐる状況について説明が行われた。中国におけるドキュメンタリー映画の歴史は15年程度と浅い。というのも、これまでは政府機関やテレビ局によって制作されるものがほとんどだったため。しかしここ5、6年でデジタルビデオが市民の間にも普及し、個人での映画作りが容易になったという。
　ここで、本来は版画家であるユー監督に、藤岡氏が「版画制作とドキュメンタリー制作というのは監督の中で一本の筋としてつながりがあるように思いますが」と問いかける。
　これに対し、「私は、木版画の仕事をやってきて、やはり版画で表現できることには限界があると感じました。それを超えられるのが、ドキュメンタリーなのだと思ったわけです」と、ユー監督。また、『最後の木こりたち』が撮影された場所に家を建て、そこで2作目の編集作業中であることも語った。ちなみに2作目は山で修行に励む人々に焦点をあてた作品で、さらにはシャーマンをテーマにした3作目の制作も進んでいるという。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3573s.jpg"><img alt="IMGP3573s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3573s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　また、作品を監督の故郷で撮影していることについてユー監督は、「私にとって故郷で撮ることはとても意味があります。故郷の人々と一緒にいると、自分が映画を撮っていることを忘れ、まるで皆が親戚みたいに感じられる、そういう雰囲気の中で撮ることは重要でした」と語った。そして、中国のテレビで通常放送されているナレーション付きのスタイルを採らなかったのは、「観てくれている人達に、私と同じ視線で観てもらいたいのと、直接映画の環境に入り込んでもらうためです。そのためにはナレーションは不要だと考えました」とのこと。
　続いて、近年の中国ドキュメンタリーの躍進について、藤岡さんが山形ドキュメンタリー映画祭ではここ3回続けて中国の作品がグランプリを受賞していることに触れ、「近年の中国ドキュメンタリーの活況について、映画を上映したり海外の映画祭に紹介したりする立場として、どう見ていますか」との質問がジューさんに向けられた。ジューさんは「まず、活況への導き手として、デジタルビデオを始めとする機材の発達が挙げられます。低コストで撮影でき、なおかつ技術的に難度が高くないですから。また、インターネットの普及などで制作にあたっての自由度が広がったことも重要です。また技術的なことだけではなく、現在の中国社会にはドキュメンタリーで撮っておくべき様々な問題、状況があるのです」と答える。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3589s.jpg"><img alt="IMGP3589s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3589s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　続いて藤岡さんから「作品を観客に観てもらうことは作り手にとって励みになると思いますが、中国ではどのようにして市民の目に触れるのでしょうか」との質問を受け、ジューさんが「90年代の終わりから、これまで高価で入手が困難だったVHSのビデオに代わってVCDという、比較的安価で買えるものが出てきたことは観てもらう場の拡大につながりました。また、北京、上海、広州あたりに限られますが、大都市では映画のサークルが組織され、そこでは台湾も含めた主に国外の作品を観る会が設けられました。さらにこの10年の間に国内のドキュメンタリー作品を観ようとする動きが出てきました」と答えた。また、それらの大都市ではない大慶市に住むユー監督に「監督の住む所ではDVDなどは簡単に手に入るのですか」と質問が投げかけられると、ユー監督は「いまや、中国じゅうで世界の優れた作品を観られる機会はありますよ。とくに…海賊版DVDを通じて、ですがね」と、ややばつが悪そうに答え、場内の笑いを誘った。

　続いて、ドキュメンタリー映画の製作者たちの出身についての話となった。藤岡さんが「中国ドキュメンタリーの特徴として、元々女優であったり現代アートで活躍する人であった人が映画を作るようになってきていて、出身が様々な分野に及んでいることが挙げられると思います」と述べると、ジューさんが続けて「かつてのように、北京電影学院出身の人に比べて、他の分野の人の比重が高くなってきていることは事実です。例えば、今回のフィルメックスで上映されたジャ・ジャンクー監督の『東』で描かれているのは有名な画家（リュウ・シャオドン）ですが、そこでも描かれる通り、中国の現代美術はかつてないほど活況を呈していて、この分野から映画を撮り始める人が多くなっています」と応じた。
　最後に、中国国内におけるドキュメンタリーとフィクションの監督同士の交流について。例えば国内で大小の映画祭が立ち上げられており、また各地で上映会が開催され、交流の場が拡大している。ジューさんも参加しているある映画監督の交流会では、監督同士でお互いの作品を大いに批評しあうという。ジューさんは「彼らは本当に厳しいことを言う。でもこれは中国の映画界がとても良い状況にあるということだと思います」と述べ、トークは終了した。

　まだまだ話は尽きない様子であったが、満席の場内では訪れた人々が、中国ドキュメンタリー映画の未来に期待を込めるような眼差しでトークに聞き入っていた。


（取材・文：大坪　加奈）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3580s.jpg"><img alt="IMGP3580s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3580s-thumb.jpg"  width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3584s.jpg"><img alt="IMGP3584s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3584s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3587s.jpg"><img alt="IMGP3587s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3587s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/24 『最後の木こりたち』Q&amp;A</title>
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    <summary>　11月24日、『最後の木こりたち』の上映後、ユー・グァンイー監督を迎えてQ&amp;A...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3545s.jpg"><img alt="IMGP3545s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3545s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月24日、『最後の木こりたち』の上映後、ユー・グァンイー監督を迎えてQ&Aが行われた。中国・黒龍江省の木こりたちをとらえたドキュメンタリーであるこの作品は、ユー監督初の長編映画で、今年7月に韓国で行われた映画祭「シネマ・デジタル・ソウル」では最優秀作品賞を受賞している。会場からは、映画の中の木こりたちの生活について、さらに詳しく知りたいという質問が相次いだ。]]>
        <![CDATA[　林 加奈子東京フィルメックスディレクターに紹介され、舞台に現れたユー監督は、まず日本語で、「私は労働者です」と会場に向かって挨拶した。林ディレクターがこの作品を撮るきっかけを問うと、ユー監督はさっそく質問に答えてくれた。
「実は映画の舞台となっているこの山は、私が幼い頃を過ごした故郷なんです。毎年両親の墓参りでこの地を訪れる度に、故郷の環境が変化していくのを感じていました。いま中国で起こっている急激な変化に沿って、山で生活する木こりたちの生活もまた変化を迫られていたのです。そのため、何とかして彼らの生活を記録しておきたいと思いました」
　版画家としての活動も並行して行っているユー監督だが、最近はドキュメンタリー映画を撮る活動に重点を置いているという。

 <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3554s.jpg"><img alt="IMGP3554s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3554s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>会場からは、過酷な労働に従事する木こりたちがひと冬で得ていた賃金はどれくらいだったのか、また中国で公開された際の観客の反応はどうだったのか、といった質問が飛び出した。ユー監督はこれに対し、「ひと冬で約3千元です。ですから、映画の中にあったように、約3千元する馬を1頭でも死なせてしまうと、ひと冬の仕事が台無しになってしまいます」と彼らの厳しい生活について語ったあと、「中国ではいくつかの大学でこの作品の上映を行いましたが、東京フィルメックスの観客の皆さんと同じように、彼らもまた木こりたちの生活に同情や感動、敬意を感じてくださったようです」と語った。

　冬山での撮影はどのように行われたのだろうか。
「録音係を連れて行ったのですが、彼は山の生活の厳しさに根を上げて一週間で帰ってしまいました。ですから、撮影は私一人で行っています。しかし、大勢のスタッフを動員していたら自然な生活を撮ることはできなかったでしょう。私は彼らの仕事を手伝ったりし、生活をともにしながら、撮影に励みました」
　国が提案した森林保護の政策のため伐採を停止することになり、木こりたちにとって最後の冬となった2005年。原題には『最後の』という語は入っていないが、東京フィルメックスが付けた日本語タイトルに対するユー監督の思いにも、質問が及んだ。
「彼らが冬山で過ごす最後の年の生活を何とか記録に残そうと、私は撮影にでかけました。日本語タイトルの『最後の』というニュアンスは、これにとてもふさわしいと思っています。しかし、撮影と編集作業を終えたあと、私はこの作品をどうしたらいいのかわからず、大変に困っていました。そんなとき私の作品を海外の映画祭などに紹介してくれ、いろいろと手助けしてくれたのが、今日も会場に来ているジュー・リークンさんです」
ユー監督が客席のジューさんを紹介すると、会場からは拍手が沸き起こった。
　
　最後に、木こりたちの冬以外の生活について、また木こりの仕事を失ってしまった彼らの今後の生活について、質問が及んだ。
「彼らはこれまで、冬は山で家屋や家具の材料となる木を切り、夏は畑で農作業をしながら生活していました今後の冬は、町へ出稼ぎに出るのだそうです。また、木こりの親方は『木こりの宿』という旅館を開いていて、そこでは木こりたちが生活で使った様々な品を、観光客向けに博物館のように展示しています」
　
　一つ一つの質問に、温かく、丁寧な回答をしてくださったユー監督。「今回東京に来ることができ、とても幸せです。日本を訪れることは、ずっと私の夢でした」と感謝の念を述べる姿も印象的だった。


（取材・文：和田　真里奈）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3537s.jpg"><img alt="IMGP3537s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3537s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3560s.jpg"><img alt="IMGP3560s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3560s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3565s.jpg"><img alt="IMGP3565s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3565s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>
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    <title>11/23 『ヘルプ・ミー・エロス』Q&amp;A</title>
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    <published>2007-11-23T13:00:24Z</published>
    <updated>2007-11-29T02:30:46Z</updated>
    
    <summary>　11月23日、『ヘルプ・ミー・エロス』上映後、台湾のリー・カンション監督を迎え...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3481s.jpg"><img alt="IMGP3481s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3481s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月23日、『ヘルプ・ミー・エロス』上映後、台湾のリー・カンション監督を迎えてQ&Aが行われた。本作はリー監督の第2作だが、実は初めて脚本を書いた作品であり、監督の人生で最も暗かった時期を扱っている。全編に強烈なビジュアル・イメージが展開する刺激的なこの作品は、ヴェネチア映画祭コンペティションで上映された際にも話題となり、今回のQ&Aでも観客からの質問が相次いだ。]]>
        <![CDATA[まず「エンディングで舞っていた紙ふぶきは何だったのか？」との質問に、「あれは宝くじのハズレくじです。このエンディングには色々な想像が可能だと思います。一つは希望を持たせた捉え方。紙ふぶきの下でシンが天使のコスチュームを着て佇んでいます。それは僕が演じるアジェを迎えに来た天使である、という考え方です。また別の可能性としては、ここでアジェは生まれ変わるという捉え方。というのも、飛び降りようとする前に言った聖書の中の一節、『一粒の麦は地に落ちて死ななければ一粒のままだが、死ねば多くの実を結ぶ』というセリフにより、生まれ変わると捉えることもできるからです。この宝くじが意味するものは、彼がたとえ自殺したとしても色々な問題が残っている、自殺によっては決して解決しないということです。この世の中には数多くの解決不可能な問題があります。僕はこういう作品を撮ることにより、台湾が直面している様々な社会問題を盛り込もうと思いました。しかし僕はそれを解決しようとはしません。映画を撮ることで、その問題を解決すべき人たち（政治家など）に委ねて解決してもらう、観客の皆さんにはこういう問題があることを知ってもらう、という意図があったのです」と、本作、そして彼の映画作りの核心に迫る答えを述べた。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3491s.jpg"><img alt="IMGP3491s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3491s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　続いて、「腸詰め、うなぎ、ソファなど、“ニョロニョロしたもの”がいくつか出てくるが、何かこだわりがあるのか？」との質問に、「恐らくご想像の通りです。これは性に対する隠喩です」と答え、笑いを誘った。

日本では馴染みのない“ビンロウ”については、「台湾では高速道路のインターチェンジにビンロウを売る屋台がたくさんあります。覚醒作用があり、買うのは主にドライバー。若い女性が売ることがとても多いのですが、最近は競争が激しく、彼女たちの服の露出度がますます高くなっています」と説明。「ビンロウの木は商品作物として高く売れるため、その他の木を伐採してビンロウを植える農村が増えています。それが台風や地震の際の土石流の原因ともなっていて、台湾の社会問題ともなっているのです」と付け加えた。

「監督と女優さんは本当にマリファナを吸っているのか？また本当にセックスをしているのか？」という質問には、「撮影では大麻もセックスも実際にはしていません。でも私は第1作『迷子』でロッテルダム映画祭でタイガー賞を撮ったときに、うれしさのあまり大麻を吸ったことがあります（オランダでは合法）。その時、不思議な感覚を抱きました。もし自分が一度も吸ったことがなかったら、映画であのようなシーンを撮ることはなかったと思います。でも皆さんは試さないでくださいね」と答え、またもや会場は笑いに包まれた。

　最後に「映画の中で“エロス”＝“愛の神”と訳されていたが、監督にとっての“エロス”とは？」と聞かれると、「この作品の中では“エロス”は“僕を助けてくれる存在”です。アジェは大麻と“いのちの電話”によって慰めを求めようとしています。またビンロウ屋の女性たちは、ブランド品など“物欲”によって、自分たちの足りない部分を補おうとしています。そして“いのちの電話”の相談員の女性は、家庭がうまくいっておらず、満たされない心を“食欲”によって満たそうとしています。ですから僕がこの映画で描きたかったのは“若者たちの心の空虚さ”であり、その空虚な部分を満たしてくれるものが、“愛の神”＝“エロス”なのです」と答え、まだ日本の配給先が決まっていない本作について、「皆さんが“愛の神”となって、こんな素晴らしい作品があるよ、と広めてください」とお願いする一幕もあった。

　来年は、ツァイ・ミンリャン監督がルーブル美術館の依頼を受けて制作する映画に出演するというリー監督。自分自身の監督作については、資金の問題や、脚本を自分で書きたいと思っているのである程度の時間が必要だが、新作を撮った時は日本の観客になるべく早く観てもらいたいと思っているそうだ。


（取材・文：湯本 ちひろ）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3485s.jpg"><img alt="IMGP3485s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3485s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3499s.jpg"><img alt="IMGP3499s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3499s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3506s.jpg"><img alt="IMGP3506s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3506s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3514s.jpg"><img alt="IMGP3514s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3514s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/23 トークサロン「それぞれのシネマ」柳美里×イ・チャンドン</title>
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    <published>2007-11-23T12:00:15Z</published>
    <updated>2007-11-29T02:30:35Z</updated>
    
    <summary>　MARUNOUCHI CAFEにて連日開催されているトークサロンも最終日を迎え...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3450s.jpg"><img alt="IMGP3450s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3450s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　MARUNOUCHI CAFEにて連日開催されているトークサロンも最終日を迎え、第８回東京フィルメックスの審査委員長でクロージング作品『シークレット・サンシャイン（原題）』の監督であるイ・チャンドンさんと、イ監督の大ファンだという芥川賞作家の柳美里さんが対談した。監督も柳さんの作品が韓国で初めて翻訳されて以来の読者とあって、念願の顔合わせが実現する形となり、今回の上映作品の見どころも含めて創作について語ってくれた。]]>
        <![CDATA[　イ監督には映画制作を始める以前に作家として活躍していた経歴がある。また、今回上映される『シークレット・サンシャイン』で主人公の女性が新しい人生を始めようと移り住む密陽（ミリャン）は偶然にも、柳さんが半自伝的小説『８月の果て』で描いている祖父の出身地であり、なにか不思議な縁を感じさせるふたり。
　柳さんは『オアシス』を観てその斬新さに感銘し、一気にファンになったという。「現実と夢が地続きになっている映像的な美しさと、あと衝撃的だったのは障害者のセックスシーン。それで言葉をなくしたというか、それで衝撃を受けて監督の過去の作品を観たというのがきっかけでした」
　一方、イ監督は「柳美里さんの作品は本当に印象深いです。独特な感性があるのはもちろん、小説のなかに普通ではなかなか見出せないような力を感じます。ずっとお会いしたいと思っていました」と喜びを表した。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3458s.jpg"><img alt="IMGP3458s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3458s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　トークが始まると、まずは最新作『シークレット・サンシャイン』について、柳さんから「『グリーンフィッシュ』では風景がすごく感情的だったんですけども、今回の作品では風景が感情を排しているように見えたんですね。それは監督は意識されたんでしょうか」との質問が。
　これに対してイ監督は「密陽は漢字では秘密の密と太陽の陽と書き、名前だけ見るととても詩的で、何かを象徴しているように思えますが、実際に行ってみると、これといって何もない都市です。その名前と実際の感じにギャップがあってアイロニーを感じさせる。人生にもそのようなところがあるのを描きたいと思い、この街を舞台に人間の人生を描くことにしました。映画というメディアではカメラを使って人生を特別なものとして描くことが可能ですが、今回は逆にそういった要素を排除して撮りたいという意図がありました」
　さらに柳さんはイ監督の映像表現について「映像的に線路で時間がさかのぼるって（『ペパーミント・キャンディ』）こういうやり方もあるんだって思ったり、『グリーンフィッシュ』の最後にガラスで死にかけた男の顔が印象的に出てきたり、衝撃的なセックスシーン（『オアシス』）だったり、そういうのがあるんですけど、今回はそういう意味では技巧を使っていないというか、ノーガードというか、そこがちょっと驚きました」と感想を述べた。
　本作が４作目となるイ監督は、映画作りを毎回新たな挑戦と考えていると話す。「映画を撮るときにはあえてハードルを設定します。そのハードルを観客と一緒に乗り越えることでコミュニケーションを取りたいと思っています」

　柳さんに衝撃を与えた『オアシス』では、障害者の女性と前科者の青年のラブストーリーというある種のタブーを描き、韓国国内で物議を醸した。柳さんが「タブーに踏み込む」ことに対する意識に話題を向けると、イ監督は、「社会的なタブーをわざと盛り込んで問いを投げかける映画もありますが、私が目指しているのはそれではありません」と答えた上で、『オアシス』のテーマはコミュニケーション、つまり相手を理解し受け入れることだと語った。
「醜いものとのコミュニケーションは可能かを問いかけたかったんです。それを極端な形で言い換えると、性欲を感じるか感じないか。醜いとされる障害者を理解し、配慮し、助けることはできるかもしれませんが、性欲を感じることはなかなかないと思います。でも、ソル・ギョング演じるジョンドゥは性欲を感じ、抑えきれなくなってしまう。それを罪悪と決めるのは世の中の秩序であり理性です。ジョンドゥはそういう秩序や理性とは違うところで生きている。『オアシス』に描かれているのは非常に複雑で奇妙なタブーと言えるかもしれません」（イ）
「表現者のなかには世の中のタブーというのはここにある、ここにもあるというふうに見つけて、そこに向かって表現していく人がいる一方で、監督は描きたいことがあって、そのなかにタブーがあるならば、そこに踏むことを恐れないという姿勢がすべてにある気がして、そこが私が好きなところだと思います」（柳）
　イ監督は、現在の映画界に見られる作家主義の芸術映画と商業映画との二極化に言及しつつ、芸術映画の作家も観客とのコミュニケーションをあきらめないことが重要だと話す。「どんな映画であれ自分の作品が観客と出会うための努力を作り手がしなくてはならない。たとえそこにタブーがあるとしても、観客と作り手がタブーを介して、それを越えて両者が出会えるような努力をしていかなければならないと思います」
　柳さんも「日本だと今読まれてるのは携帯小説で、出せば絶対売れるというなかで、私の小説なんかも年々部数が少なくなってきているというのはありますが、やっぱりそこは書くときにはあきらめないですね。自分が書くときはやっぱり読者を信じる」と賛同した。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3461s.jpg"><img alt="IMGP3461s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3461s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　また、イ監督の作品で評価された後、韓国の映画界を代表する存在に成長した俳優や女優が多いことについて、「興行的にいう美男美女を主演にすえているわけではない。ムン・ソリさんもほとんど無名のときだし、今回のチョン・ドヨンさんも有名でもないし、『グリーンフィッシュ』のソン・ガンホさんも無名のときですし、そういう意味ではすごく先見の明がある」と柳さん。
　イ監督は「映画や演劇など創造的な作品を作るときは、どこかで運命的なものが作用すると思います。それは計算して作り出せるものではありません。とくに映画の場合には計算していないことが作用する場合がとても多いし、そういう場面でいちばん重要なのはやはり俳優だと思います。その点で、私はとても恵まれています」と謙虚な意見を述べた。
　チョン・ドヨンがカンヌ映画祭で女優賞に輝いた『シークレット・サンシャイン』は、イ監督にとって４年ぶりの新作。撮影時は勘が戻らず、ぎこちなさを感じたこともあったというが、とくに苦労したのはクライマックスで、技術的な困難のため当初撮影したシーンの出来に納得がいかず、半月かけてシナリオを書き直した上で撮り直したとの裏話を明かした。
　最終的に採用されたクライマックスを観た柳さんは「大きなものを失う人にも日常というものがふりかかっているわけで、日常がだんだん押し寄せてくるというか、日常にいられなくなる、いたたまれなくなる感じがすごいと思って。最後、大きなものを失ってささやかなものを捨てる、大きなものを失ってささやかなものを得るのではなくって、ささやかなものを捨てるんだと。すばらしいラストシーンだと思いました」
　最後に、イ監督は「この作品で描こうとしたのは生きることの意味です。映画を撮るときはいつも、目に見えないものをどう描き出すかを自分に問いかけています。その答えを探すつもりで今回の映画を撮りました。これを見て生きることの意味を考えてもらえれば」とメッセージを残した。
　ひとつひとつの質問に誠実に答えていくイ監督と、熱心に耳を傾ける柳さんの姿が印象的だった最終日のトークサロン。創作活動に対する両者の強い意思と真摯な姿勢が伝わってきた。

『シークレット・サンシャイン』は11月25日、有楽町朝日ホールにてクロージング作品として上映される。


（取材・文：古田智佳子）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3451s.jpg"><img alt="IMGP3451s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3451s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3457s.jpg"><img alt="IMGP3457s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3457s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3472s.jpg"><img alt="IMGP3472s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3472s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3474s.jpg"><img alt="IMGP3474s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3474s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/23 トークイベント「イスラエル映画最前線」</title>
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    <published>2007-11-23T11:00:27Z</published>
    <updated>2007-12-12T17:16:45Z</updated>
    
    <summary> 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「イスラエル映画最前線」と題...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3423s.jpg"><img alt="IMGP3423s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3423s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a> 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「イスラエル映画最前線」と題してトークイベントが行われた。ゲストはコンペティション出品作品のイスラエル映画『テヒリーム』のラファエル・ナジャリ監督と、プロデューサーのフレッド・ベライシュさん。近年躍進の著しいイスラエル映画の歴史と現在について、たっぷり語ってもらう貴重な機会となった。]]>
        <![CDATA[　まず司会の市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターがナジャリ監督とベライシュさんを紹介し、「今回のフィルメックスでは『テヒリーム』『ジェリーフィッシュ（原題）』『撤退』と３本のイスラエル映画が上映されます。東京国際映画祭でも『迷子の警察音楽隊』がグランプリを受賞していますし、今年はイスラエル映画の当たり年と言えるでしょう。ナジャリ監督はフランスのご出身ですが、前作『アヴァニム』（第５回東京フィルメックスで上映）もイスラエルで撮影しており、同国の映画史にも詳しい方です」と述べた。
　ナジャリ監督は「このような機会を与えていただき感謝します」と挨拶。イスラエル映画の100年について、19世紀の黎明期から語り始めてくれた。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3420s.jpg"><img alt="IMGP3420s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3420s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a> 「最初にイスラエルで映画が撮影されたのはトルコの植民地だった1896年、エルサレム駅を出発する列車の映像でした。イギリスが占領していた1920年代には、演劇や映画の文化がイギリス人によってもたらされましたが、ユダヤ人による映画が作られるようになったのは30年代になってからでした。当時はヨーロッパのユダヤ人にとっては苦難の時代で、イスラエルに集まってきたるべき自分たちの国家のために映画を作ろうという機運が高まっていました。1935年にユダヤ人による最初の映画が作られ、“抑圧された民”というイメージを払拭し新しい民族アイデンティティを構築することが目指されました。ソビエト流のドラマティックな演出、エネルギッシュで陰影を強調した作風で、これまで体を持たなかったユダヤ人がイスラエルの地に到着することによって力強い肉体を得た、というメッセージが込められたのです。しかし映画産業が確立されるまでには至らず、教育や演劇の方に力が入れられていました」
　その後、第二次大戦による中断を経て、1948年にイスラエル国家の樹立を迎える。
「そのような時代ですが、映画の中で戦争が必ずしも賛美されていたわけではありません。軍人が英雄として描かれることはあっても、戦争や軍隊そのものが賞賛されることはなかったのです。50年代から60年代には多くの映画が作られ、“英雄映画”の流れのひとつのクライマックスが訪れました。新しいユダヤ人が勝利しイスラエル国家を達成する、というイメージを映画によって打ち出そうという政治的な動きと一致したのです。一方で作り手の側から、そのような政治的意図からは逃れようとする動きも生じました。63年に初の商業映画が作られますが、これは政治的な風刺コメディで、民主主義思想が初めてスクリーンに登場したのです。その翌年に作られた「月の中の穴」はアート色が強く、ヨーロッパのヌーヴェルバーグの影響を受けており、クレイジーな程に詩的な作品です。
　その後、ヨム・キプール戦争後の状況など、社会問題が多く描かれるようになります。70年代後半には、あらゆる社会問題が映画によって探求されるようになりました。パレスチナや軍隊内部の問題、企業の問題などです。多様なテーマが多様なスタイルによって描かれるようになったのです」

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3427s.jpg"><img alt="IMGP3427s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3427s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　80年代には映画産業が発展し、テーマにも大きな変化が訪れる。この時期の代表的な作品「Behind the Wall」ではアラブ人とユダヤ人の友情が描かれている。「新しいユダヤ人や夢の大地を描く時代が過ぎ、平和を希求する動きが生まれてきたのです」とナジャリ監督。
　80年代後半から90年代にはテレビの影響によって観客数が減少し、映画産業は斜陽の時代を迎えるが、これに対して国が映画振興に乗り出したことが最近のイスラエル映画の興隆の要因であるという。そして、映画の中に民主的な欲求が現れるようになってきた。
「従来はある特定の層だけが映画を作っていましたが、人々は自分たちの問題は自分たちで描きたい、と望むようになりました。それぞれの市民が、他の誰かに代わって語るのではなく自分自身を描く、という新しいタイプの映画が出てきたのです。それがグローバルな民主化の結果であるのか、それともイスラエル社会の断片化のあらわれなのかは、問題とされるべきですが。とはいえ、政治的ビジョンを押し付けることがなくなったのは、評価されるべき側面でしょう」
　ここでナジャリ監督は、このような歴史を持つイスラエル映画の魅力に注目して欲しいと、日本の観客に向けて強調した。
「私はイスラエル社会の外からやってきた人間です。この５年間、イスラエル映画のありようを理解しようと勉強してきました。この機会にイスラエル映画に興味をもち、人間が抱えるいろいろな問題を発見するヒントとして観ていただきたいと思います。人間的、政治社会的、国際的問題について描いているこれらの映画それぞれが弁証法的にぶつかり合い、何かひとつの表象ということではなく、芸術のより高いレベルに向かっているのです」
　また、これらの作品を観る上で重要なポイントを挙げた。「それはアラブ人／パレスチナ人とユダヤ人／イスラエル人の間にはっきりしたナラティブ（物語）の分断があることです。お互いに、それぞれが自分たちだけを描いている。自らの声だけで語るということは、物語性の危機です。かつてはユダヤ人によるアラブ人の表象、あるいはその逆の表象があり得た。政治的分断が物語性の分断を招いているのです」
　最後に、女性監督の台頭も最近の重要な潮流だとナジャリ監督は言う。
「2003年以降、女性監督の手で優れた作品が生み出されるようになっていますが、これらは社会を見つめる新鮮な視点を提供しています」
　現在のイスラエル映画の抱える矛盾と希望について真摯に語るナジャリ監督に、ベライシュさんが「さまざまな視点が共存しうることが重要」と応じた。

　最後に市山Pディレクターがベライシュさんにプロデューサーの立場から一言求めた。
「フランス在住のプロデューサーとして、私は多くの作品をイスラエルと共同製作してきました。フランスの文化省とイスラエルの文化省にあるIFF（イスラエル・フィルム・ファンド）との間で共同製作の協定が交わされているので、非常にやりやすい状況が作られています。相互から提出される企画が実現が容易で、こうして作られた映画はヨーロッパ映画として扱われるのですが、配給もやりやすくなる。フランスで公開されるイスラエル映画はこの５〜６年でとても多くなっています」
　ベライシュさんは、日本とフランスの間でも同様の協定の締結が目指されているが、ぜひとも実現にこぎつけてほしい、と付け加え、優れた映画が生み出されるためには、国境を越えたさまざまな交流が求められることを強調した。


（取材・文：花房　佳代）　

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3418s.jpg"><img alt="IMGP3418s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3418s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3425s.jpg"><img alt="IMGP3425s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3425s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3443s.jpg"><img alt="IMGP3443s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3443s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/23 『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』Q&amp;A</title>
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    <published>2007-11-23T09:00:03Z</published>
    <updated>2007-11-29T02:30:25Z</updated>
    
    <summary>　11月23日、『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』の上映後、ハナ・マフマルバフ監...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3382s.jpg"><img alt="IMGP3382s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3382s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月23日、『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』の上映後、ハナ・マフマルバフ監督を迎えてQ＆Aが行われた。ハナ監督は客席からの盛大な拍手に手を振り、はにかむような笑顔で登場。子どもたちの姿を通してアフガニスタンの現状を寓話的に描き、弱冠19歳にして映画作家としての力量を見せつけたハナ監督。観客からは、アフガンに暮らす人々が現在の状況をどのように感じているのかについての質問が相次いだ。]]>
        <![CDATA[　まず、司会の林 加奈子東京フィルメックスディレクターが、この作品の主役となる少女のキャスティングについて訊ねたところ、「バーミヤンとその周辺の学校を全て回って、1000人以上の女の子を見ました。その中で（主人公バクタイ役の）ニクバクト・ノルーズが一番良かった」と監督。
　観客席から、「自由になりたければ死ね」という少年の衝撃的なセリフについて、「絶望的なセリフだったが、アフガニスタンの今の状況はどうなんでしょうか」という質問には、
「映画の中で、車が通っていない交差点で、警官が交通整理をしているシーンがあります。車はないのに、彼は一歩も動かない。それはアフガン人の今の状況を表していて、つまり、言われたとおりにしか動かない。男の子のセリフについても、自分の生活や人生の中で大人から学んでいることであって、あの男の子が拷問を受け、踏まれても何も言わず、死ねば自由になると言うのは、全て大人たちから学んでいることを意味している」と語った。

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3391s.jpg"><img alt="IMGP3391s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3391s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　客席からは他にも、「タリバン兵を真似した男の子は演技だったのか、それとも日常的な遊びなのか」とか、「映画に出てくる大人たちは頼りない印象を受けたが、意図的な演出なのか」という質問があり、
「この作品は、全て脚本がありドキュメンタリーではありません。アフガニスタンの大人たちの表情についてですが、みんな眠っているような顔をしているんです。まるで自分の過去を忘れたいかのように現在を生きている。ソビエトの侵攻、タリバンの支配を経て、今はアメリカがいる。だから何も信じないのです」
　ちなみに本作の脚本を書いたのは、ハナ監督の母でマルズィエ・メシュキニさん（監督作品『Stray Dogs（原題）』は第５回東京フィルメックスで上映）。

　また、「作品を観て、子供がタリバンを英雄だと思っているように感じられたが、実際にはどうなのか」という質問とともに、アフガニスタンの治安について訊かれると、
「この映画に英雄は登場しません。子供たちにとってタリバンがヒーローであるかは別にして、子供は大人を真似して遊んでいる。男の子は父を真似して戦争ごっこをし、女の子は母を真似してリップスティックで遊ぶのです。
　治安についてですが、『ハナのアフガンノート』を撮った後、アフガニスタンで自分は誘拐されそうになり、その後、姉のサミラがアフガニスタンで撮影していた場所に爆弾が落とされた。私たちの家族を狙ってたんだと思うんですが、そういった恐怖もあります」と、実際に身に迫った危険についても語ってくれた。

　最後、林ディレクターが、客席にいたハナ監督の兄でプロデューサーのメイサムさんを紹介し、会場から拍手が起こると、ハナ監督はとても嬉しそうに微笑み、家族との繋がりの強さを感じさせた。


（取材・文：鈴木　自子）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3386s.jpg"><img alt="IMGP3386s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3386s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3388s.jpg"><img alt="IMGP3388s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3388s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3389s.jpg"><img alt="IMGP3389s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3389s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3390s.jpg"><img alt="IMGP3390s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3390s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/23 トークイベント「キャメラマンの眼」（ゲスト：山崎裕）</title>
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    <published>2007-11-23T08:00:31Z</published>
    <updated>2007-11-29T02:30:14Z</updated>
    
    <summary>　11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、第８回東京フィルメックスコン...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3369s.jpg"><img alt="IMGP3369s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3369s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、第８回東京フィルメックスコンペティション審査員を務める、撮影監督の山崎裕さんをお迎えしてトークイベントが行われた。TVドキュメンタリーのキャメラマンとしてはすでに長いキャリアを持つ山崎さんだが、劇場映画で活躍するようになったのは1998年の是枝裕和監督作品『ワンダフルライフ』から。「映画の世界ではまだ新人」と照れる山崎さんに、司会の林 加奈子ディレクターがキャリアの変化から映画へのこだわり、監督との仕事術に至るまで幅広いお話をうかがった。]]>
        <![CDATA[　まずはキャリアの出発点について、「もともと映画が大好きで学生時代からキャメラマンを志していたんですが、当時の主流だったヌーヴェルヴァーグや五社映画というものにあまり興味が持てなくて、仕事としてやるならドキュメンタリーがやりたいと思ってテレビの道に進んだんです」と語った山崎さん。いずれ映画を撮りたいという思いはずっと心に抱いていたが、いつも企画倒れに終わったという。チャンスが訪れたのは、55歳を過ぎた頃だった。
「一念発起して「60歳までに映画を１本撮るぞ」と宣言したんですよ。そうしたら偶然、神の声が聞こえたというか（笑）、是枝監督から声がかかったんですね。是枝監督とはドキュメンタリーを通じて、どんな作品を作るのかということはお互いに知っていたんですが、まさか指名されるとは夢にも思っていませんでした」

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3370s.jpg"><img alt="IMGP3370s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3370s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　山崎さんは是枝監督以外にも河瀬直美監督の『沙羅双樹』や塩田明彦監督の『カナリア』など、若手監督とのコラボレーションが目立つ。「意識的にそういう仕事を選んでいるんですか？」という林ディレクターからの質問には……
「自分と同世代の監督には組みたいと思う人があまりいなくて（笑）。20歳くらい下の監督と組むことが多いんですが、彼らは僕が60年代にリアルタイムで見ていた映画をよく勉強してる。だから10歳くらい下の団塊の世代の監督よりもかえってコミュニケーションが取りやすいんですよ。監督とは共犯関係というか、どちらがリードするかということではなく、グループとしてどういう方向に向かっていくかを重視して仕事をしています」

　是枝監督や河瀬監督といえば国際的な映画祭でも高く評価されているが、では世界で通用する画（え）とはどういうものだろうか。その秘訣を林ディレクターがうかがうと、ドキュメンタリー畑出身の山崎さんらしい気負いのない答えが返ってきた。
「それは結果的に評価されたというだけで、僕自身は特に意識してはいません。あえて言えば、テクニックに頼ったデコラティブな映像よりは、そのものズバリのストレートな映像の方が共通言語になりやすいでしょうね。僕はスクリーンの向こう側にある世界というか、もう１つの現実を想像させるような画を撮りたいと思っています。キャメラというのはあくまでも現実を映す鏡ですから、対象がなければ成り立たない。だから、まずは作品ありきなんです」

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3372s.jpg"><img alt="IMGP3372s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3372s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　山崎さんは『バベル』（アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督）の東京ユニットの撮影を務めるなど、最近では国籍やジャンルを超えた活躍が目ざましいが、ご自身の感覚としては「どんな仕事であっても変わらない。そこにボーダーはない」という。
「監督やプロデューサーに依頼されたものでも、自分で見つけてきたものでも変わりませんね。モチベーションというのは後からついてくるものですよ。僕はただ、目の前にある現実とどう向き合うかに集中しています。どんな対象であれ、つまらないということはないんです。もしそう感じてしまったら、自分が面白さを発見できていないだけではないかと思ってしまいますね」

　最後に会場からの質問を受けつけると、「テレビと映画のキャメラの使い方の違い」「フィルムとデジタルの良い点・悪い点」など技術的な質問が多く上がった。
「基本的にはテレビも映画も変わりません。テレビでは早くからビデオカメラを取り入れたんですが、逆に映画では最初の頃はフィルムにこだわりたいと思っていました。フィルムは独特の粒子や手触り感がいとおしいんですよ。一方デジタルは機能的に便利ですね。スピーディーにいろんなものが展開できる。今では状況に応じて使い分ければいいと考えるようになりました。道具をうまく使って表現できれば、それに越したことはありませんから」

　柔軟で謙虚な人柄がにじみ出るような山崎さんのコメントの数々に、会場もすっかり魅了されていたようだ。山崎さんの最新作は岩松了監督、オダギリジョー主演の『たみおのしあわせ』。すでに映画はクランクアップしており、来年劇場公開される予定だ。キャメラを通した山崎さんの“眼”が私たちにどんな世界を見せてくれるのか、期待して待ちたい。


（取材・文：今井 祥子）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3352s.jpg"><img alt="IMGP3352s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3352s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3356s.jpg"><img alt="IMGP3356s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3356s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3360s.jpg"><img alt="IMGP3360s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3360s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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    <title>11/23 トークイベント「映画の未来へ〜子どもと映画〜」</title>
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    <published>2007-11-23T05:00:12Z</published>
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        <![CDATA[<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3336s.jpg"><img alt="IMGP3336s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3336s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a>　11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、コンペディション作品『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』のハナ・マフマルバフ監督、その兄でありプロデューサーのメイサム・マフマルバフさんの2人を迎え、トークイベントが行われた。アフガニスタンの少女の視点から戦争の無慈悲さを描いた『ブッダ…』を19歳で撮ったハナ監督には、第8回東京フィルメックスのキャッチフレーズである「映画の未来へ」にちなんで、「子どもと映画」というテーマから、幼い頃の映画体験や映画への思いを語ってもらった。]]>
        <![CDATA[　まず、司会の林 加奈子東京フィルメックスディレクターが、ハナ監督、メイサムさんの紹介を行った。ハナ監督、メイサムさんの父はイランの有名な映画監督であるモフセン・マフマルバフ監督。また姉は、『ブラックボード　背負う人』や『午後の五時』などでカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したサミラ・マフマルバフ監督だ。まさしく世界的な映画一家だが、ハナ監督やメイサムさんは、幼い頃どのような映画体験を積んで来たのだろうか。また、ハナ監督がわずか8歳のときに撮影し、スイスのロカルノ映画祭に出品された『おばさんが病気になった日』の制作についても、話を伺った。これに対し、監督は笑顔で挨拶を行ったあと、質問に答えてくれた。
<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3337s.jpg"><img alt="IMGP3337s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3337s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a> 「その頃、私は他の子どもたちとビデオカメラで映画を撮って遊んでいたんです。『おばさんが病気になった日』も、そんなところから生まれた映画です。やはり父であるモフセン監督の影響は、幼い頃から大きかったと思います」
「夫婦のみならず、ご家族の皆が映画関係のお仕事をなさっているというのは、やはり世界でも珍しいですよね」と林ディレクター。続いて監督は、最初の映画体験について語ってくれた。
「私は、まだ母のお腹の中にいた頃から、父の映画撮影の現場にいました。最初に見て影響を受けたのは、やはり父の映画だと思いますね。父は朝昼晩と、ご飯を食べるときにも映画の話をするんです。まさに一日中映画に接しているような環境で、私は育ちました。ですが私が幼い頃、一番興味を持っていたのは絵を描くことだったんです。父の友達の奥さんに、描いた絵を見てもらっていました。しかし、彼女はいつも、公園などで一人ぼっちで、絵を描いていたんです。一方で父は、脚本を書く際、多くの人と話し合い、様々な人の考えを聞いていました。より多くの人と関わることのできる映画制作のほうが、私には徐々に魅力的に感じられてきたんです。父が映画を撮るときのエネルギーに魅せられてしまったんですね」

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3342s.jpg"><img alt="IMGP3342s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3342s-thumb.jpg" align="right" width="200" height="133" /></a> モフセン監督は、自身の学校であるマフマルバフ・フィルム・ハウスにて映画を教えている。幼い頃からそんなモフセン監督に教えを受けてきた2人だが、監督の言葉で特に印象に残っているものなどはあるのだろうか。これには、メイサムさんが質問に応じてくれた。
「父の学校で、ある詩をよく歌わされていたんです。水を探さないで、という詩なのですが、どういう意味かというと、水を探す前に、まず喉が渇かなくては、水をおいしく感じられない、つまり、まずはそれを手に入れようとする心がないと何も意味がない、という意味なんです。ハングリー精神がないと、本当に素晴らしい映画を作ることはできない。父が教えてくれたことです」
 マフマルバフ・フィルム・ハウスについて、さらに話は弾んだ
「父の学校では、実際の映画制作に役立つ編集や演出といった作業以外にも、水泳や、車の運転、スケートなどを教えてもらいました。というのも、映画監督というのはまず体力がないといけないし、自分の周り??世界や街のことをよく知らないと、いい映画は撮れないからです」（メイサム）
 続いて、ハナ監督もこの学校について語ってくれた。
「とにかく、たくさんの映画を見させられました。1つの国、1人の監督の映画を集中的に見て、いいところや悪いところを批評する、という勉強もしましたね。映画学以外にも、哲学や心理学の勉強をしました」

東京フィルメックスでは、来春、子どもたちへ向けた映画制作ワークショップを開くことを計画している。今回の東京フィルメックスのキャッチコピーである「映画の未来へ」にも、子どもたちに映画の面白さをもっと知って欲しい、という思いが込められている。このワークショップに対するアドバイスを、まずはメイサムさんに聞いた。
「カメラさえあれば、映画は簡単に撮れます。それよりも、何を伝えるのか、その内容やメッセージのほうが重要ですよね。映画は楽しむためのものだけではない。何について語るべきなのか、何について考えるべきなのか、ということを、子どもたちが学べたらいいのではないかと思います。また、自分たちの国の古い映画を見ることも大切なのではないでしょうか。日本なら、黒澤、小津、溝口といった監督たちの映画ですね。自分たち国の映画が、どのようなところから生まれたのか。それを知ることは重要だと思います」
 続いて、ハナ監督もコメントしてくれた。
「映画を学ぶために必要な時間は、本当は1週間や2週間では足りません。ずっと、学び続けなければならない。私の父も、今でも勉強する姿勢を忘れていません。そういった姿勢がなければ、映画を撮り続けることはできないでしょう。自分以外の、1人1人の人生に共感し、それを味わうことの大切さを学ぶことが重要ではないでしょうか」

 最後に、林ディレクターが、会場の観客から質問を受け付けた。これには、『ブッダ…』に出演していたアフガンの子どもたちの自然な演技をどのようにして導き出したのか、という質問が出た。ハナ監督は、「アフガンには、映画を見たことのない子どももたくさんいます。ですから、できあがった映画を見せたとき、彼らは驚いていましたね。撮影のときは、演技を要求する、というよりは、カメラの前で遊びましょう、という感じで、彼らを撮りました。そのために、カメラも、わざと小さめなものを使ったんです。演出なども特にしませんでした」と撮影のエピソードを語ってくれた。

　幼い頃から映画に囲まれた環境に育ち、充実した映画体験をお持ちのハナ監督とメイサムさん。父であるモフセン監督への尊敬や、その教え、映画に対する深い洞察に考えさせられながら、約40分間のトークイベントは終了した。どの質問にも笑顔で、明快に答えるハナ監督と、メイサムさんの姿が印象的だった。

 来年春に開催される子どもたちへ向けた映画制作ワークショップについては、今後公式ホームページに募集要項を掲載する予定。有楽町朝日ホール11階スクエアでは、24日・25日にもゲストを招いてトークイベントが行われる。


（取材・文：和田　真里奈）

<a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3326s.jpg"><img alt="IMGP3326s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3326s-thumb.jpg" width="200" height="133" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3329s.jpg"><img alt="IMGP3329s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3329s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a> <a href="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3345s.jpg"><img alt="IMGP3345s.jpg" src="http://filmex.net/mt/dailynews_2007/IMGP3345s-thumb.jpg" width="100" height="66" /></a>]]>
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